「SBIレミットを使って、日本とフィリピンとの銀行口座間で海外送金したい!」
SBIレミットを活用した日本からの送金を、現地フィリピンにあるマネーグラム取扱店へ出向き、店頭で送金受け取りするのではなく、直接銀行口座へ海外送金したい人は必見!
今回は、日本からフィリピンの現地銀行口座へ直接送金できるSBIレミットの使い方をご紹介します。
実際に少額ですが、フィリピンの現地銀行(BPI)の口座へ海外送金した体験談となっているので、これからフィリピンへの海外送金を計画している人は、ぜひ使い方を参考にしてみてください。
もくじ
SBIレミットのフィリピン向け銀行口座送金サービスの使い方

SBIレミットの使い方として、まずはフィリピン向け銀行口座送金サービスの流れや必要な準備物を確認していきます。
SBIレミットを利用するには会員登録(無料)が必要です。
*申込詳細⇒SBIレミット
- RNN番号(Receiver Registration Number)
送金受け取りをする現地銀行口座のRNN番号の取得方法は、こちらを参考にしてください。
SBIレミットでフィリピン向け銀行口座送金する流れ
SBIレミットでフィリピンへ銀行口座送金をするときの送金サービスには、次のような4つのタイプがあります。
- フリコミ送金
- インターネット送金
- レミットカード(Remit Card)
- コンビニ送金
今回は2番目の「インターネット送金」方法を使って、フィリピンの銀行口座へ送金してみたいと思います。
- 事前にRNN番号を取得しておく
- インターネット送金用銀行口座へ入金する
- 送金依頼(RNN番号が必要)
- 送金依頼完了後にリファレンスナンバー(Reference Number)が発行される
- 1~2銀行営業日後に現地の銀行口座に着金する
【SBIレミットの使い方】フィリピン向け銀行口座送金をしてみた!
ステップ1:SBIレミットの送金準備金口座へ送金用のお金を入金

まずは、SBIレミットの送金準備金口座へ送金したいお金を振り込みます(当然、最初は送金準備金口座残高が0円なので)。
▼インターネット送金用銀行口座へ振込む
SBIレミットの「インターネット送金用銀行口座」への振込は、ネットバンキングだと簡単で便利なのでおすすめです。
今回は、自分のSBIネット銀行から、SBIレミットの「インターネット送金用銀行口座」へ10,000円送金してみました(注意:振込人名義は会員登録した名義と同じにしておく)。

上の写真のように、入金が確認されると送金準備金口座残高が10,000円と表示されます。
ちなみに、SBIレミットのインターネット送金用銀行口座の詳細は、会員サイトの会員情報ページやウェルカムキットで送付された書類からも確認できます。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
SBIネット銀行は、他行への振込手数料が無料(ステータスに応じて無料の回数は異なる)なので、ネットバンキングするにはすごく便利です。
ステップ2:SBIレミットの会員サイトから送金依頼する
SBIレミットの会員サイトで送金準備金口座残高(入金)を確認したら、ここから「送金依頼」をしていきます。
▼手順1:SBIレミットの会員サイトの「送金依頼ページ」から「新規の送金依頼」を選択

SBIレミットの会員サイトの送金ページから「新規の送金依頼」を選択します。
▼手順2:送金先及び入金方法・金額指定・受取人情報を入力
次のページでは、「送金及び入金方法」「金額指定」「受取人情報」の3つの項目を入力していきます。

最初に「送金及び入金方法」の項目では、以下のように選択・入力していきます。
- 送金先国名⇒ PHILIPPINES
- 受取通貨⇒ PHP (フィリピンペソで受け取る場合)
- 送金方法⇒ Account Deposit MOST BANKS
- Receiver Registration Number⇒ 取得したRRN番号を入力
- 入金方法⇒ 口座にある残高から、送金を行うを選択

今回の場合は、送金準備金口座残高(10000円)から送金手数料等も含めた全額を送金依頼したいので、次の「金額指定」の項目では、以下のように入力・選択をしていきます。
- 送金額の指定方法⇒ 送金金額(円)を指定するを選択
- 送金額(円)⇒ ここでは「10000円」と入力
- 送金額に送金手数料等を含める⇒ チェックを入れる
*上記はあくまでも一例(今回の体験談)なので、各人の希望の送金指定をしてください。

最後の「受取人情報」の項目では、受取人の名前を入力します。
また、マネーロンダリングやテロ資金供与の防止のため、以下の項目も正確に申告する必要があります。
- 送金受取人:送金依頼人との関係性を選択(両親、兄弟、本人、取引先など)
- 送金理由:送金する理由(目的)を選択(生活費、旅費滞在費など)
▼手順3:送金先及び入金方法・金額指定・受取人情報を再確認+取引パスワード入力

あとは、「受取金額や換算レート」と手順1〜2で入力した情報を最終確認して、取引パスワードを入力すればOKです。
今回の取引内容の詳細はこんな感じ。
- 送金額:9520円(10000円ー送金手数料480円)
- 送金手数料:480円
- 合計金額:10000円
- 受取金額:4,109.57ペソ=約4100ペソ
- 換算レート:1円=0.431677ペソ(*2017年5月16日取引)
ステップ3:SBIレミットのリファレンスナンバー発行!送金依頼受付完了

ステップ2の作業の次に表示される「送金受付完了ページ」、もしくはSBIレミットから届く「送金受付完了のお知らせメール」で、発行された「リファレンスナンバー(Reference Number)」を確認します。
受取人がフィリピンにいる家族や親戚など、送金依頼者本人ではない場合は、送金受取人にリファレンスナンバーを伝えておきましょう。
▼着金予定はリファレンスナンバー発行されてから1~2銀行営業日後

SBIレミットでフィリピンの銀行口座へ送金する場合は、リファレンスナンバーが発行されてから「1〜2銀行営業日後」に振込(着金)予定となっています。
フィリピン大手銀行の1つ「BDO(Banco De Oro)」の場合は、他の銀行よりも少しだけ早いようです。
ステップ4:1~2銀行営業日後にフィリピンの銀行口座に着金予定、、、が!

今回、SBIレミットから送金を受け取るフィリピンの銀行口座として、RRN番号取得するときに登録しておいた銀行は「BPI(Bank of the Philippines Island)」。
そして着金予定日は、SBIレミットでの送金依頼日(5月16日)から、ちょうど2銀行営業日後(5月18日)。
、、、と思いきや!
実は、送金依頼日(5月16日)の翌営業日(5月17日)には、なんと着金が確認できました!
しかも、SBIレミットのインターネット送金依頼時の「送金額(4,109.57ペソ=約4100ペソ)」と全く同じ金額が着金。
▼驚きの送金スピード(送金依頼〜着金確認まで)
BPIもBDOと並ぶフィリピンの大手銀行なので、着金が早かったのかもしれません(他の銀行は2銀行営業日後かも)。
とはいえ、その驚くべきスムーズな送金スピード(送金依頼〜着金確認まで:今回たった1営業日)は、日本からフィリピンへ海外送金したい人にとって、間違いなく高評価すべきポイントです。
フィリピンで送金受け取る人が、現地の銀行口座を持っているなら、ご紹介したSBIレミットの銀行口座送金サービスも、なかなかオススメですよ!
今回ご紹介したSBIレミットの「フィリピン向け銀行口座送金」の使い方・送金体験談を、ぜひ参考にして役立ててみてください。
*申込詳細⇒国際送金・海外送金はお得な手数料のSBIレミット